手掛かりもなし 何処に行ったか見当もつかない
しかも範囲がミッドガッヅ全域ときた 無茶苦茶だ
幾つかの街を回って フェイヨンに着いたとき ふと南の見晴台に行ってみたくなった
昔 そう ギルドなんてなかった頃 PTが今のギルドのようにはたらいていた頃
まだうちのメンバーが3、4人だったころの溜まり場
なつかしいな・・・

と・・・?
あ 居た
「案外早かったね」
「早かったねって あのなぁ・・・」
「ふふ 苦労したかな?」
そうやって 楽しそうに笑みをこぼす
「あー・・・ どんだけ苦労したか分かってないなー」
「そんなことないよ よく頑張ったよね」
「・・・説得力が無いぞ」

「皆 ここで始めて出会ったんだっけ」
「なんでだったかな β1の頃は ずっとここで集まってたよな」
「懐かしいよねー」
「・・・そうだなぁ」
「kazane君 lydiaに移住しちゃったんだよね 元気にしてるかな」
「あぁ 向こうで奥さんと宜しくやってるんだってよ」
「お それって嫉妬してる?」
「んなわけねーだろ」
「ふふ そっか」
別にこっちとしては 嫉妬なんてしてるつもりは全くないのだが
なんだか由菜さんの反応に なんだか負けたような気分になったりした

色々と 思い出話なんかをしばらくしていた
と 由菜さんがいきなり立ち上がった
「さて・・・と 次も頑張ってね?」
・・・次?
「はぁ!? 何だっ・・・」

ワープポータル !!

立ち上って行く光に包まれ 吸い込まれるように 彼女は再びその姿を消した
今度はポタで また何処かへと・・・
・・・って まだやるのか!?


ゲフェンフィールドの展望台 アルデバラン SDの入り口MAPの裏・・・
彼女はいろんなところへ逃げていく
手掛かりもヒントも無いのに テレポやポタを使うのは卑怯だと思いつつ
こっちも ポタや転送で飛び回っては 各地をしらみつぶしに探していった
こんなの逃げるほうがよっぽど有利じゃないかとしぶしぶ思いながら 追いかけていく自分が居る


アルベルタ ゲフェン塔 海底神殿・・・
いったい これはいつまで続くんだろう
・・・ふと 何か変なのに気付いた
なんだか・・・ 逃げてると言うより 導かれてる?

そうか そういうことか

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