時計塔三階。
金属製の床を幾つもの足音が響がせる。その大半は筋骨隆々とした、機械仕掛けの鳩時計が徘徊している。
その姿は気味悪くもあり、どこか滑稽で、また悲しくももある、この時計塔の番人達。
今はミミックやライドワードなんかも増え、手練者でないと始末に負えないと言ったところか。

自分で言うのもなんだが、その手練者にかかれば、金銭的にも経験値的にもなかなかの狩場となる。
火炎で成した壁で相手の進攻を防ぎ、詠唱を幾重にも重ねて、掌で魔力を織り上げ巨大な雷球を作る。
詠唱完成とともに雷球を相手にぶつけ、砕く。
時には相手を氷結させて雷を放ったり、吹雪によって相手の動きを封じたりしながら、順調に狩りを進めていた。


何度かの決壊となすり付けもあり、休む間もない連戦でSPも減ったし、ちょっと疲れてしまった。
別の階に飛んで休もうと、近くのワープポイントを目指そうとする。
と、左手の壁面が崩れて、細い通路が現れている。
おかしいな・・・。手持ちのMAPにも表示されてないし、以前はこんなのは無かったように記憶している。
ちょっと行ってみようかな。

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