あー、なんかもう目が覚めちまったなぁ。
狩りに行く気分でもないし、暇潰しにモロクにでもいくかー。
ジェムを紙くずでも捨てるように地面に放る。
「空間を飛ぶ翼よ、彼の地へと道を開け、我が望む彼の地は砂礫の地モロク
ワープポタル」
ジェムが砕け、青色の光に白が混ざり、空に上るようにして光の波動が渦巻く。
純粋な白の光に変わる頃には、地面に空間をつなぐ門が開かれていた。
さて行くかと光の中に足を進める。
と、ポタに飛び込む人影。
光が弾け、駆け込み乗車の見知らぬ誰かを転送していった。
・・・。
いい度胸してんな。
直ぐに俺も飛び込み、モロクへと向かう。
なんだかもう、今日はロクなことがねぇな。

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